東河内八景1

玉簾寺の晩鐘


 滝沢川と里川が合流する地点に市指定名勝のひとつである玉簾の滝があります。
高さ18m、幅8mの滝で、滝の中に観音の姿を見た徳川光圀は延宝6年(1678) ここに瀑布山玉簾寺を創建しました。
ご本尊は聖観世音菩薩で県指定文化財となっており、安産守護の仏として、 遠近を問わず妊産婦の参詣が絶えません。
ここには前述の田毎碑とともに、芭蕉作の「松風の落ち葉か水の音涼し」の 句碑があります。


紅葉の玉簾寺               玉簾の滝



東河内八景2

高山の秋月


 玉簾寺の北に高山神社があります。 この社は元弘2年(1332)に佐竹義篤によって東河内の小屋場に遷座しましたが、 文禄4年(1691)徳川光圀により現在の荒窪山の地に新宮が建立されました。
ここはかつては村社で、2、4、11月に祭祀が行われます。


玉簾寺より荒窪山を望む                高山神社   

京田の暮雪



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