6号国道を南下すると、茂宮川と久慈川の間に、約330haの沖積土壌の農耕地が広がっている。日立市の工業都市化が進むなかで、この地区でも兼業農家が多くなったが、現在、水田225haで年1,000トンt以上もの良質な米が生産されている。畑地は80haで白菜を中心に多くの野菜が生産され、なかでも茂宮カボチャは、品質管理が行き届き、市場価値が高い。 しかし、この豊かな農地も今、日立の南玄関として、日立南太田I.Cを中心とする開発が論議されている。 (出展:水と緑のふるさと"ひらけゆく日立みなみ"1994年(平成6年)4月1日、坂上地区市民運動をすすめる会・地域マップ作成委員会発行)
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