水戸八景
場所.常陸太田市稲木町西山研修所裏
詩句.「山寺晩鐘響幽壑」(山寺の晩鐘幽かくに響く)
和歌.  つくづくと聞くにつけても山寺の
            霜夜の鐘の音ぞ淋しき          
                     
 石碑.  高さ2.2m、幅0.8m、厚さ0.2m。黒灰色自然石
 文字.「山寺晩鍾」「山」は古代文字。
          「鍾」は「鐘」に同じ。大きさ縦、横約25cm。
 風景.  西山研修所は、光圀が生母久昌院の冥福を祈るために
        建立した久昌寺に付属していた三昧堂壇林跡地に
        作られたもので、石碑は丘の上の静かな木立の間に
        あり、ここから常陸太田の町並みがよく見えます。
        近くには光圀が隠居した西山荘や、横山大観の
        筆による室町時代の画僧雪村の碑もあります。 
      
          
 
行き方.青柳の碑を後にして太田街道(国道349号線)を
  北にとり、約20キロ走ると常陸太田駅前に着きます。
  そこから左側の道を進んで約1キロで瓜連方面に左折します。
 坂道を上がる途中に山吹運動公園入り口の標識があるので
  そちらへ右折します。
 しばらく行くと下の写真のような立て札があり、 太田二高の
 手前から西山研修所へ登る坂道があります。
 
 約500メ−トルで研修所の駐車場に着きます。
  そこで車を降りて研修所の右脇の小道を
  行くと、ほどなく東屋と石碑が見えます。
  なお、電車の場合はJR常陸太田駅から
  タクシ−で西山研修所まで行くと良いでしょう。
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(参考:「常陸太田の史跡」) 
 
      天保当時の行き方・風景は、
      をクリックすると見る事ができます。
  
       久昌寺                              西山荘
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