ドローン時代

近藤 恵美
令和1年5月
   2015年はドローン元年,2018年はドローン物流元年,そして2019年は乗用ドローン元年などといわれ,ドローンは今注目の分野だ。自分自身,趣味の勉強で平成最後に取得した資格が,無人航空従事者1級(ドローン検定)ということで,初めて購入したドローンについて紹介したい。



The Hubsan X4 の特徴
1万円前後と安価
6軸ジャイロ搭載
200g未満

(1)200万画素720pHDカメラを搭載
(2)後部にLiPoバッテリとMicroSDカードのスロットがある
(3)後部に小さな録画ボタンがある
(4)プロポと呼ばれる送信機
液晶には操縦データが表示される
(5)スティックの近くにあるボタン類は,プロポの電源とトリムと呼ばれる機体の微調整をおこなうもので,50cm以上上昇させて勝手に機体が移動してしまうときに,トリムの調整をする
(6)プロポの操作
左のスティックを上下させると前進後進
左のスティックを左右させると左・右旋回
右のスティックを上下させると上昇・下降
右のスティックを左右させると左・右スライド

 2018年6月に秋葉原の田中電気で入手したこのドローンは,操縦を身に着けるためにドローン教室でも使用されているもので,設定や操縦を手動で行う。

  一方,離陸から着陸まで自動でやってくれるドローンもある。これにはGPSと顔認識システムなどで,指定した高度で静止したり,飛ばした人の手のひらに戻る機能もある。それで1万円台から誰でも購入できるのだから,もっと沢山のドローンが空を飛んでいても不思議ではないけれど,今のところあまり見かけることはない。

 令和元年の初日。GWに帰省してきた親族を撮影するためにドローンを飛ばした。風があったので慎重に飛ばしていたけれど,墜落してあっけなく壊れてしまった。墜落損傷は二度目なので,廃棄することにした。

 そのうち空が商用ドローンだらけになり,撮影を目的とした小さなドローンは簡単に飛ばせなくなる日がくるかもしれない。そうなる前に遊んでおこう。そんな気持ちで次のドローンを検索している。